冷静な性格。昼寝をよくする。
竜との亜人の一族の生まれ。
わけあって一族を追われたためひとりで隠れるように生きていた。
教え込まれた戦闘技術と武器を軽々と振り回す怪力を持ち合わせているが
争いを野蛮と切り捨て、嫌っている。
争いや狩りよりもおとぎ話や、空想の穏やかで甘い世界に憧れている。
一見すると穏やかで害のない少女であるが、
自分が一番、自己中心的な冷たい思考を持つ。
自分ひとり良ければいいと思っているため、 思いやりや気遣いなどの意識が決定的に欠けている。
まわりも皆自分と同じく、結局自分が一番大事で、ひとりなんだと認識している。 人間不信気味。
自らが異世界に飛ばされたことを自覚している。
レガルタにはなかった昼夜の概念や、 日常的な争いがないことをとても気に入っていて、
可能ならば ずっと仮想世界で生きていたいと願っている。
負ければ帰らなければならない、と知ってからは 争い嫌いはどこへやら、仕掛けられた時は勿論、
会話の中で思想が違うと感じ取った者にも襲いかかる。
仮想世界を消し去ろうと願うものには特に容赦ない。
主人の願いを叶えるために戦うというよりも自分が消えたくない一心で戦っている。
利用されようが道具扱いされようがあまり気にしない。
足を引っ張りさえしなければどうでもいい。
戦闘は主にハンマーを振り回すもの。大振りでスキだらけに見えるが、
スカートの中に暗器を隠し持っていたり、体術を駆使したりするため油断ならない。
どうにもならない状況に直面した時には武器を投げ捨て
原型の竜に近いものに変化する。
ツノや鱗のようなものも現れてしまうため本人はとても嫌っている。
「叶えたいんでしょう?利用して、蹴落とすことの何が悪いのかしら?」
「まぁ残念。わたくし、貴方とは仲良くやっていけると思ってましたのに」
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